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ANAカード選びで失敗しないために、まず「マイルを使い切れるか」を考える

ANAマイルを貯めるなら、まず候補に上がるのがANAカードです。

ただし、2026年時点では「ANAカードを作れば誰でも得」という状況ではありません。一般カードでよく見かける「マイル還元率1.0%」は、年会費とは別に移行手数料が必要なケースがあり、ANAで飛ぶ予定がない人にとっては、貯めたマイルを使い切れず失効させるリスクもあります。

さらに、2026年はANAマイル・ANAカード周辺で制度変更が相次いでいます。SFCカードの判定条件変更、ANAカードマイルプラス対象店舗の終了、国内線特典航空券の必要マイル変更など、数年前の比較記事をそのまま信じると、実際の損得を見誤る可能性があります。

この記事では、ANA関連カード44枚を対象に、年会費・移行手数料・マイル還元率・継続ボーナス・ラウンジ特典・2026年の制度変更を整理し、「ANAカードを作るべき人」と「作らなくてよい人」を判定します。

判断の目安として、ANAカードが向くのは「ANAで年1回以上飛び、貯めたマイルを特典航空券などで使い切れる人」、向きにくいのは「ANAに乗る機会が少ない・年間決済額が小さい・ポイントをすぐ現金同等で使いたい人」です。この記事を読むと、自分がどちらに当てはまるか、44枚の年会費・移行手数料・還元率・継続ボーナス・2026年の制度変更から判断できるようになります。

この記事の結論

  • ANAで年1回以上飛ぶ予定がある人は、ANAカードを検討する価値あり
  • 年間決済額が50万円未満なら、一般カードでも元を取りにくい
  • 「1.0%還元」は移行手数料込みで見る必要がある
  • 18〜29歳ならANA JCB CARD FIRSTはかなり有利(年会費・移行手数料ともに0円)
  • ワイドカードはゴールドとの差額が小さく、選ぶ理由が薄い
  • SFC目的の人は2028年以降の制度変更を前提に考えるべき

1. 結論:2026年にANAカードを作るべき人・作らなくてよい人

ANAカードが合うかどうかは「ANAで旅行する予定があるかどうか」に尽きる。以下を参考にしてほしい。

作るべき人

条件理由
ANAで年1回以上旅行する予定があり、かつ特典航空券などでマイルを使い切れる見込みがあるマイルを特典航空券に使うと1マイル=3〜10円相当になる。使い道のないマイルは36ヶ月で失効
年間クレカ払いが50万円以上(月4万円以上)移行手数料を払っても損益分岐点を超える
18〜29歳(在学中を除く)ANA JCB CARD FIRSTは年会費・移行手数料ともに0円で還元率1.0%
空港ラウンジを年2〜3回以上使いたいゴールドカードの年会費以上の価値が出る
SFCステータスを現在保有しているSFCカードで年会費を最小化しながらステータス維持できる

作らなくてよい人

条件理由
ANAで飛ぶ予定がまったくないマイルは積算から36ヶ月で失効。使い道のないマイルはただのコスト
年間クレカ払いが50万円未満でANA路線を使わない楽天カード(1.0%・年会費無料)や三井住友NLカードの方が総合的な還元効率が高い
JAL利用が中心JALカードを選ぶべき
ポイントをすぐにキャッシュバックや電子マネーで使いたいマイルは貯める期間が長く管理コストがかかる
SFCカードを2028年以降も保有継続したいが年300万円の決済が難しい2028年4月からSFC LITE(ラウンジ利用不可)になる可能性がある

2. ANAカードの落とし穴:「1.0%還元」には移行手数料がかかる

ANAカードの広告で多用される「マイル還元率1.0%」は、追加の手数料を払った場合のみ達成できる数字だ。

移行コースの仕組み

コース還元率追加費用/年
1マイルコース0.5%(200円=1マイル)無料
2マイルコース1.0%(200円=2マイル)JCB: 5,500円 / VISA・Master: 6,600円

ゴールドカード以上は移行手数料が不要。一般カードとゴールドカードの最大の差はここにある。

なぜ「1.0%」で比較してはいけないか

他社カードの「1.0%還元」(例:楽天カード・三井住友NLカード)は追加費用なしで実現する。一方、ANAカードで同じ1.0%を達成するには年5,500〜6,600円の手数料が必要だ。多くの比較記事では「年会費」と「移行手数料」を分けて記載しているため、1.0%還元に必要な実質コストが直感的に分かりにくい構成になっている。

実際の比較は「年会費+移行手数料」の合計で行うこと。次のセクションで計算する。


3. 実質コスト比較:年会費+移行手数料+ボーナスマイルで見る

グレード別実質コスト一覧(個人向け主要カード)

計算前提: 「実質コスト」= 年会費 + 移行手数料(1.0%達成のため)。1マイル=2円換算。損益分岐点 = 実質コスト ÷ 0.02。

カード年会費移行手数料実質コスト継続ボーナス損益分岐点
ANA JCB CARD FIRST(18〜29歳)0円0円0円3,000マイル無条件お得
ANA JCBカード<学生用>(在学中)0円0円0円1,000マイル無条件お得
ANA JCB一般カード2,200円5,500円7,700円1,000マイル年38.5万円
ANA VISA一般カード2,200円6,600円8,800円1,000マイル年44万円
ANAアメリカン・エキスプレス・カード7,700円6,600円14,300円年71.5万円
ANA JCBワイドカード ⚠7,975円5,500円13,475円2,000マイル年67.4万円
ANA VISAワイドカード ⚠7,975円6,600円14,575円2,000マイル年72.9万円
ANA JCBワイドゴールドカード15,400円0円15,400円2,000マイル年77万円
ANA VISAワイドゴールドカード15,400円0円15,400円2,000マイル年77万円
ANAダイナースカード33,000円0円33,000円年165万円
ANAアメックスゴールド34,100円0円(ポイント無期限)34,100円年170万円
ANA VISAプラチナ プレミアムカード96,800円0円96,800円年323万円
ANAアメックスプレミアム165,000円0円165,000円10,000マイル年825万円

【実質コスト段階図】ANAカード グレード別の年間コスト

無料
CARD FIRST
18〜29歳限定
〜1万円
一般カード(JCB)
7,700円(手数料込み)
一般カード(VISA)
8,800円(手数料込み)
1.3〜1.5万円
ワイドカード ⚠ 選択注意
13,475〜14,575円 / ゴールドとの差額が少ないのに特典が劣る
1.5〜3.5万円
ワイドゴールド
15,400円 / ラウンジ+保険1億円
ANAアメックスゴールド
34,100円 / ポイント無期限
4〜17万円
プレミアムカード(Precious / VISAプラチナ / AMEXプレミアム)
39,600〜165,000円 / 海外ラウンジ・搭乗ボーナス50%等

※ 年会費+移行手数料の合算。参考値を含む。CardNavi編集部作成(2026年5月)

⚠ ワイドカードは「一般+移行手数料」と比べてゴールドとの差額が1,000〜2,000円しかなく、空港ラウンジ等の特典がない。選ぶ理由が薄い(詳細は第6節)。

※年会費が「参考値」のカードは実際の申込前に公式サイトで確認すること(本記事末尾の44枚リスト参照)。


4. 損益分岐点:年間いくら使えば元が取れるか

損益分岐点とは「ANAカードを保有するコストをマイル価値で回収できる年間利用額」だ。

損益分岐点の考え方

実質コスト(年会費+移行手数料)= 年間利用額 × 還元率1.0% × 1マイル2円
→ 年間利用額 = 実質コスト ÷ 0.02

実感値に換算すると

カード損益分岐点月あたりの利用額
ANA JCB CARD FIRST0円0円(無条件)
ANA JCB一般カード年38.5万円月3.2万円
ANA JCBワイドゴールドカード年77万円月6.4万円
ANAダイナースカード年165万円月13.8万円
ANAアメックスゴールド年170万円月14.2万円

【月いくら使えば元が取れるか】

CARD FIRST
0円
制限なし
ANA JCB一般
月3.2万円
食費+光熱費+サブスク程度
JCBワイドゴールド
月6.4万円
家賃+生活費の一部集約
ANAアメックスゴールド
月14.2万円
ビジネス経費も集約

ラウンジ利用・ボーナスマイルの価値を加算すればさらに有利。目安として活用。

CardNavi編集部 計算(2026年5月)

月3.2万円(家賃・光熱費・食費の一部など)をANA JCB一般カードに集約できれば、移行手数料を含む実質コストを回収できる計算だ。

ボーナスマイルも加味すると

入会・継続ボーナスマイル(1,000〜10,000マイル)も実質的なリターンに含まれる。ゴールドカードの2,000マイル継続ボーナスは2円/マイル換算で4,000円相当。これを差し引くと、ゴールドカードの「実質負担」はさらに下がる。


5. 2026年の改悪・制度変更で何が変わったか

2025年末から2026年にかけて、ANAカード・マイル制度は大きく変化した。古い情報をもとに選んだカードが「すでに改悪済み」になっている可能性がある。

時期変更内容読者への影響
2026年1月21日みずほルート新規停止ポイントサイト→ANAマイル70%交換への新規参入が不可に
2026年4月22日提携ポイント交換に1日2口上限3口目以降はレートが半減(大量マイル保有者向けの注意)
2026年5月31日セブンイレブン ANAカードマイルプラス終了日常利用でのボーナスマイル積算スポットが消滅
2026年5月19日〜ANA国内線運賃リニューアル特典航空券必要マイルが変更(東京〜大阪 旧5,000→新6,500マイル等)
判定開始2026年12月16日SFCカード改悪(適用2028年4月〜)ANA公式年300万円未満の決済者はラウンジ利用不可(SFC LITE)に
2027年3月31日ANAアップグレードポイント廃止上級会員のアップグレード手段が「マイル」に一本化
2025年12月10日ANA VISAプラチナ年会費値上げ88,000円→96,800円(三井住友カード公式)

【2026年改悪マップ】誰に・どれだけ影響するか

🔴 影響大 — SFC保有者
SFC改悪(2028年4月〜)
年300万円未満でラウンジ利用不可に。
判定は2026年12月16日スタート。
今すぐ決済計画の見直しが必要。
🟡 影響中 — 日常利用者
セブンイレブン終了(5/31)
ANAカードマイルプラスが終了。
代替:マツキヨ・スタバ・ENEOS。
新たな習慣に切り替えが必要。
🔵 影響中 — 大量マイル保有者
提携ポイント交換 1日2口上限(4/22〜)
3口目以降はレート半減。
大量マイルを分散管理する必要あり。
🟢 影響小 — 通常の個人利用者
みずほルート停止(1/21)
新規参入不可になっただけ。
既存保有者は利用継続可能。
一般カード選びへの直接影響は限定的。

CardNavi編集部整理(2026年5月)

SFC改悪は今すぐ対応が必要

2028年4月の適用に向けた最初の判定期間が2026年12月16日から始まる。SFCカードを持っている、または取得を目指している人は今年中に決済計画を立てる必要がある。

「ANAカードに年300万円(月25万円)を集中させるのが嫌」という声がX(旧Twitter)で多数見られる。SFCカードを低コスト(11,275円〜)で維持しながら、他の高還元カードと使い分ける戦略の検討が現実的だ。


6. 一般カード vs ゴールドカード:どっちが得か?初心者向けに損得を計算する

「年会費が安い一般カードの方がお得」は間違いの場合が多い。実際に計算してみる。

JCBブランドで一般 vs ゴールドを比較

項目ANA JCB一般(2マイルコース)ANA JCBワイドゴールド
年会費2,200円15,400円
移行手数料5,500円/年0円
実質コスト7,700円15,400円
差額+7,700円
空港ラウンジなし国内主要空港+ホノルル ✅
旅行傷害保険(海外)1,000万円1億円
継続ボーナスマイル1,000マイル(2,000円相当)2,000マイル(4,000円相当)
搭乗ボーナス10%25%

【差額7,700円の内訳】ゴールドへの移行は元が取れるか?

一般カード(実質7,700円) ゴールドカード(実質15,400円)
差額 7,700円 ← ここをゴールド特典で回収できるか?
ゴールドで得られる追加価値の概算
継続ボーナス+1,000マイル
≒ 2,000円
空港ラウンジ 年2〜3回
≒ 2,000〜3,000円
旅行保険充実(1,000万→1億円)
個人差あり
結論:ラウンジを年2〜3回使えば継続ボーナスと合わせて差額の約半分以上を回収できる。
「ラウンジをほぼ使わない」場合は一般カードの方が実質コストは低い。

CardNavi編集部計算(2026年5月)

差額7,700円に対して、ゴールドのメリットを金銭換算すると:

  • 継続ボーナス差額:+1,000マイル = 約2,000円相当
  • 空港ラウンジ年2〜3回:約2,000〜3,000円相当
  • 旅行保険の充実(1,000万→1億円):価値は個人差あり

ラウンジを年2〜3回使う人であれば差額7,700円の過半はペイできる。年間利用額が77万円以上あれば、実質コスト面でもゴールドへの移行を検討する価値がある。

ワイドカードは罠

「一般より安くゴールドより安い」ANA VISAワイドカード(年7,975円)は、移行手数料(6,600円)を加えると実質14,575円。ゴールドとの差はわずか825円なのに、ラウンジ・保険・搭乗ボーナスはすべて一般カードレベル。積極的に選ぶ理由がほとんどない。


7. ANA Pay二重取りはどこまで使えるか

ANAカードからANA Payにチャージし、ANA Pay決済することでマイルを二重取りできる。

計算例(ANA JCBワイドゴールドの場合)

ANAカードでANA Payにチャージ:1.0%(1,000円=10マイル)
        +
ANA Pay加盟店での決済:0.5%(1,000円=5マイル)
        =
合計最大:1.5%

注意点

  • チャージ金額が999円以下の端数はマイル積算の対象外
  • カードによってANA Payへのチャージがポイント対象外になる場合がある(申込前に各カード公式で確認を)
  • 2026年4月1日からANAダイナースカードのチャージ時の積算条件が変更された

ANA Pay対応のANAカードを持っている場合、日常の買い物でANA Pay払いを習慣化するだけで還元率を最大0.5%上乗せできる。年100万円利用なら追加で5,000マイル(10,000円相当)の差が生まれる。

詳細はANA Pay公式(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/ana-pay/)で確認のこと。


8. タイプ別おすすめANAカード

29歳以下(在学中を除く)

→ ANA JCB CARD FIRST一択

年会費0円・移行手数料0円・還元率1.0%・継続ボーナス3,000マイルの3条件を同時に満たす唯一の選択肢(確認した範囲で)。29歳で申し込めば最長34歳まで使用可能。卒業後の30代以降はゴールドへの移行を検討。

項目内容
おすすめカードANA JCB CARD FIRST
年会費+移行手数料0円
対象18〜29歳(在学中除く)
年利用額の目安いくらでもOK
ANA JCB CARD FIRST カード券面
ANA JCB CARD FIRST
JCB(ANA提携)
年会費5年間無料
年会費
5年間無料(18〜29歳・在学中除く)
マイル還元率
1.0%(移行手数料なし)
継続ボーナス
毎年3,000マイル付与
  • 年会費0円・移行手数料0円・還元率1.0%の3条件を同時に満たす有力なカード(確認した範囲では他に例がない)
  • 入会・継続ボーナスとして毎年3,000マイル付与(公式確認済み)
  • ショッピング保険が付帯(公式確認: 2026年5月8日)
  • 18〜29歳(在学中除く)限定。カード有効期限(5年)満了後は一般カードへ自動移行(年会費・移行手数料が発生)
  • 29歳で申し込んだ場合、最長34歳の誕生日月末まで使用可能
  • 空港ラウンジは利用不可
  • 搭乗ボーナスマイル率・家族カード・ETCカードの詳細は公式サイトで要確認
こんな人におすすめ
  • 18〜29歳でANAマイルを貯め始めたい人(コストゼロで始められる)
  • 将来的にゴールド昇格を見据えてANAマイル口座を育てたい若年層

年間カード払いが50万円未満の人

→ まず「使う目標」を作ってから申し込む

年50万円(月4.2万円)未満の利用では、移行手数料(5,500〜6,600円)を払っても損益分岐点に届かない可能性がある。ANAマイルを使う旅行計画が具体的にある場合のみ、ANA JCB一般カード(実質コスト7,700円・損益分岐点38.5万円)を検討する。

ない場合は楽天カード(年会費無料・1.0%還元)やPayPayカードなどで手軽に還元を受ける方が総合的に有利なケースが多い。

項目内容
おすすめカードANA JCB一般カード(旅行計画がある場合)
年会費+移行手数料7,700円(損益分岐点:年38.5万円)
注意移行手数料を払うかどうかは年間利用額で判断
ANA JCB一般カード カード券面
ANA JCB一般カード
JCB(ANA提携)
年会費2,200円(初年度無料)※参考値
年会費
2,200円(初年度無料)※参考値
移行手数料(2マイルコース)
5,500円/年 ※参考値
実質コスト
7,700円/年(損益分岐点: 年38.5万円)
  • 移行手数料5,500円を払うと還元率1.0%を実現(年38.5万円以上の利用で手数料回収)
  • JCBブランドのためVISA・Mastercardより移行手数料が年1,100円安い
  • 初年度年会費無料でリスクなく試せる
  • 入会・継続ボーナスとして毎年1,000マイル付与
  • 移行手数料を払わないと還元率は0.5%(年会費コスト回収が長期化)
  • 空港ラウンジは利用不可
  • 年会費・移行手数料の数値はマネ会 by Ameba(2026年5月)の参考値。申込前に公式サイトで確認すること
こんな人におすすめ
  • 30歳以上で年38.5万円以上クレカを使う入門層
  • CARD FIRSTを卒業後の次のカードを探している人

年間カード払いが100万円前後の人

→ ANA JCBワイドゴールドカード

月8〜9万円程度のカード払いがある層。損益分岐点77万円(月6.4万円)を超えているため、ゴールドカードの実質コスト15,400円は十分に回収可能。移行手数料なし・空港ラウンジ・旅行保険1億円・継続ボーナス2,000マイルと特典が充実している。

ANA VISAワイドゴールドも同価格だが、VISAブランドは移行手数料なしのゴールド扱いなので、ブランドの海外加盟店を重視するかどうかで選ぶ。

項目内容
おすすめカードANA JCBワイドゴールドカード
年会費15,400円(参考値)
移行手数料0円
損益分岐点年77万円(月6.4万円)
ANA JCBワイドゴールドカード カード券面
ANA JCBワイドゴールドカード
JCB(ANA提携)
年会費15,400円 ※参考値
年会費
15,400円 ※参考値・公式要確認
移行手数料
0円(ゴールド以上は無料)
マイル還元率
1.0%・搭乗ボーナス25%加算
  • 移行手数料が不要なため「年会費15,400円 = 実質コスト全額」と計算がシンプル
  • 国内主要空港+ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)のラウンジが本人・家族会員とも無料(公式確認済み)
  • 入会・継続ボーナスとして毎年2,000マイル付与(一般カードより1,000マイル多い・公式確認済み)
  • 旅行傷害保険が海外最高1億円(一般カードは1,000万円)
  • ANA搭乗ボーナスマイル25%加算(公式確認済み)
  • 一般カード+移行手数料との差額は7,700円。ラウンジをほぼ使わない場合はコスト負担が重い
  • 損益分岐点: 年77万円(ラウンジ年2〜3回+継続ボーナスで差額の過半を回収)
  • 年会費・移行手数料はマネ会 by Ameba(2026年5月)の参考値。申込前に公式で確認すること
こんな人におすすめ
  • 年間100万円以上クレカを使い、メインカードとして運用したい人
  • 空港ラウンジを年2〜3回以上利用する人
  • 移行手数料を毎年管理する手間を省きたい人

年間カード払いが200万円以上の人

→ ANAアメックスゴールド または Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム

ANAアメックスゴールド(34,100円): ポイント有効期限なし。特典航空券の申込直前までポイントを無期限で温存できる。ANAグループ利用で2.0%。年200万円以上使う人なら損益分岐点170万円を超えており十分合理的。

Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム(82,500円): 60,000pt単位での移行で実質1.25%のANA還元率。ANAカード直接積算(最高1.0%)を超える唯一の一般向け選択肢。ホテル無料宿泊特典(年400万円利用+継続)も活用できる人向け。年300万円以上のカード利用が前提。

項目AMEXゴールドMarriottプレミアム
年会費34,100円82,500円
ANA実質還元率1.0%1.25%(60,000pt単位)
ポイント有効期限無期限無期限
損益分岐点年170万円年330万円(マイルのみ計算)
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード カード券面
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス
年会費34,100円(税込)
年会費
34,100円(税込)
ポイント有効期限
無期限
マイル還元率
1.0%(ANA以外でも)/ ANAグループ利用で2.0%
  • メンバーシップ・リワードポイントは有効期限なし。特典航空券の必要マイル数が揃うまでポイントを安全に温存できる
  • 国内主要空港+ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)のラウンジが無料
  • ANAグループ利用でポイント2倍(実質マイル還元率2.0%)
  • ショッピング保険:海外500万円・国内500万円(公式確認: 2026年5月8日)
  • 2026年4月入会キャンペーンで最大70,000マイル相当の付与実績あり(期間限定)
  • 年会費34,100円はゴールドカード中では最高水準。損益分岐点: 年170万円
  • JCBゴールドと比べて年会費が約2.2倍高い
  • 海外での利用はVISA・Mastercardと比較して加盟店が少ない地域もある
こんな人におすすめ
  • マイルを使うタイミングが読めず、ポイントを無期限で保有したい人
  • ANAグループ(航空券・空港免税店等)での高額利用が多い人
  • 年間200万円以上のカード利用でマイル効果を最大化したい人
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード カード券面
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
アメリカン・エキスプレス(マリオット提携)
年会費82,500円(税込)※2026年改定後
年会費
82,500円(税込)※2026年改定後
ANA実質還元率
1.25%(60,000pt単位移行時)
移行レート
100円=3pt / 60,000pt=25,000ANAマイル(+ボーナス5,000マイル込み)
  • ANAカード直接積算(最高1.0%)を超える実質1.25%のANA還元率(60,000pt単位移行時)
  • マリオットボンヴォイ・ゴールドエリート会員資格が自動付与(通常15泊必要)
  • 年400万円以上利用+継続で最大75,000ptホテル1泊無料特典(10〜15万円相当のホテルに対応)
  • Marriottポイントは40以上の航空会社マイルに移行可能(JAL・ANA・ユナイテッド等)
  • ポイントは動きがあれば実質無期限
  • 年会費82,500円(2026年改定で49,500円から大幅値上げ)。マイル獲得だけでは損益分岐点が年330万円と高い
  • 60,000pt未満の端数交換は1.0%還元に低下するため、60,000pt単位でまとめて移行する管理が必要
  • 無料宿泊特典の条件が年400万円利用に強化(2026年改定)
こんな人におすすめ
  • マリオット系ホテル(W・シェラトン・ウェスティン等)を年2回以上利用する旅行好き
  • ANAマイルとホテル特典を1枚で最大化したい年間300万円以上のカード利用者

SFC取得を目指している人

→ 現時点で慎重に検討

2026年12月16日から判定が始まり、2028年4月以降はSFCカードに年300万円の決済がなければ空港ラウンジが使えなくなる(SFC LITE)。

SFCを目指す場合は以下を確認してから決断する:

  1. 年300万円(月25万円)のカード決済が現実的かを試算する
  2. 「ANAカードに低還元率(0.5〜1.0%)のまま300万円を集中させるコスト」と「他の高還元カード(楽天・三井住友NL等)で年間節約できる額」を比較する
  3. ANAグループを年10〜15回以上乗る予定があるならSFC取得の価値はある

SFCカードを持つ場合のコスト最小化策:SFCカード(11,275円〜)でステータスを維持しながら、日常決済は別の高還元カードを使う「カード2枚運用」。

ANA JCBスーパーフライヤーズカード カード券面
ANA JCBスーパーフライヤーズカード
JCB(ANA提携・SFC会員専用)
年会費11,275円(税込)
年会費
11,275円(SFCステータス維持コスト最小)
移行手数料
0円(SFCカードは手数料なし)
申込資格
SFC会員(スーパーフライヤーズ)のみ
  • SFCカードの中で年会費が最安水準(11,275円)。ステータス維持コストを最小化できる
  • 移行手数料0円でANAマイル還元率1.0%を維持。日常決済は高還元の他カードと分業しやすい
  • 国内主要空港のラウンジが利用可能(公式確認: 2026年5月8日)
  • スターアライアンスゴールドステータスを維持できる(2028年改悪前の現行制度で)
  • SFC会員(ANAプレミアムメンバー経験者)のみ申込可能。一般新規申込は不可
  • 2028年4月以降は年300万円決済がなければラウンジ利用不可のSFC LITEになる予定(ANA公式発表済み)
  • 旅行保険・ショッピング保険の上限はゴールドカードより低い
こんな人におすすめ
  • SFCを既に取得済みで、ステータス維持コストを最小化したい人
  • 日常決済は楽天カード等の高還元カードを使い、ANA決済のみSFCカードに集中させたい人

ラウンジ重視の人

→ 国内のみ:ANA JCBワイドゴールド / 海外も:ANAダイナースカード

観点おすすめカード年会費
国内主要空港+ホノルルANA JCBワイドゴールドカード15,400円
国内+海外主要空港すべてANAダイナースカード33,000円
全世界スターアライアンス加盟ラウンジANAアメックスゴールドまたはSFCゴールド(アメックス)34,100円

海外出張・旅行が多く、アジアや欧米の空港ラウンジを使いたい場合はダイナースカード(国内+海外主要空港)またはアメックスゴールド(スターアライアンス全世界対応)が実用的。

ANAダイナースカード カード券面
ANAダイナースカード
三井住友トラストクラブ(ダイナース)
年会費33,000円(税込)
年会費
33,000円(税込)※2026年3月値上げ後
移行手数料
0円(直接移行)
空港ラウンジ
国内主要空港+ホノルル+海外主要空港
  • 国内主要空港に加え、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)および海外主要空港のラウンジも無料(他のANAゴールドは国内+ホノルルのみ)
  • ANAマイルへ直接移行可能。移行手数料なし(公式確認: 2026年5月8日)
  • ダイナースクラブのゴルフ・レストラン優待特典を同時に享受できる
  • 年会費は2026年3月1日付で29,700円→33,000円に改定(最新情報)
  • 年会費33,000円。損益分岐点: 年165万円(AMEXゴールドとほぼ同水準)
  • ダイナースブランドは国内・海外で利用できない加盟店がある(VISAより加盟店数が少ない)
  • ANAグループ利用時の還元率上限は1.2%(AMEXゴールドの2.0%より低い)
こんな人におすすめ
  • 海外旅行が多く、国際空港でのラウンジ利用を重視する人
  • ダイナースクラブの食事・ゴルフ特典も同時に活用したい人
  • 移行手数料管理の手間を省きながら高級感のあるカードを持ちたい人

9. 今申し込むと得する入会キャンペーン(2026年5月現在)

キャンペーン内容は予告なく変更・終了することがある。申込前に必ず各カード会社の公式サイトで最新条件を確認すること。

現在実施中のANAカード入会キャンペーンの中から、確実に獲得できるマイル数・年会費・条件の実現しやすさを総合してお得な3枚を紹介する。

【3枚のキャンペーン比較】最低条件で何が取れるか

🥇
ANAダイナース
Bコース
最低ハードル
月20万円 × 3ヶ月
確実に取れるもの
📌 約41,000マイル
💰 年会費半額 16,500円CB
年会費
33,000円→初年度16,500円
申込期限
2026年9月30日
🥈
ANAアメックス
ゴールド
最低ハードル
月20万円 × 3ヶ月
最低条件での成果
📌 約24,000マイル〜
↑ STEP型・月60万円で70,000マイル
年会費
34,100円(ポイント無期限)
申込期限
継続中
🥉
ANA JCB
ワイドゴールド
フルボーナス条件
月約50万円 × 6ヶ月
フル達成での成果
📌 最大87,100マイル
未達→入会4,000マイルのみ
年会費
15,400円(3枚で最安)
申込期限
⚠️ 5月31日締め切り
⚠️ キャンペーン内容・条件は変更になる場合があります。申込前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

CardNavi編集部調査(2026年5月)

🥇 1位:ANAダイナースカード — 最大71,000マイル または 年会費半額キャッシュバック【9月末まで】

抽選なし。すべて条件達成で確定付与。Bコースは月20万円(3ヶ月60万円)が最低ハードルで達成しやすい。

Aコース(マイル最大化)の内訳:

特典名マイル数達成条件
入会特典2,000マイル入会のみ(確定)
利用キャンペーン共通5,000マイル相当初年度200万円利用+2年目年会費引き落とし
通常ポイント還元(200万円分)20,000マイル相当初年度200万円利用(1%還元)
Aコース特典30,000マイル相当入会後3ヶ月以内に120万円(月40万円)
マイ友プログラム2,000マイル初めてのANAカードのみ・事前登録必須
Aコース合計約71,000マイル

Bコース(年会費節約)の内訳:

特典名内容達成条件
年会費半額キャッシュバック約16,500円CB入会後3ヶ月以内に60万円(月20万円)
通常マイル等最大41,000マイル相当同上
Bコース特徴初年度年会費が実質16,500円になる
申込期限年会費公式
2026年9月30日33,000円(Bコース初年度実質16,500円)ANA公式キャンペーン

なぜお得か: Bコースは月20万円(3ヶ月60万円)という現実的な条件で年会費半額になる。海外主要空港のラウンジが使えるカードを初年度16,500円で試せるのは他に例がない。Aコースの月40万円条件が無理なら迷わずBコースを選ぶのが合理的。


🥈 2位:ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード — 最大70,000マイル【継続中】

抽選なし。ステップ型なので60万円(月20万円)からでも段階的にボーナスを取得できる。

特典名マイル数達成条件(すべて入会後3ヶ月以内の累計)
入会ボーナス2,000マイル入会のみ(確定)
STEP 1ボーナス16,000マイル累計60万円達成(月20万円)
STEP 2ボーナス(追加)12,000マイル累計100万円達成(月34万円)
STEP 3ボーナス(追加)20,000マイル累計180万円達成(月60万円)
カード利用ポイント18,000マイル相当3ヶ月の通常利用分
マイ友プログラム2,000マイル初めてのANAカードのみ・事前登録必須
合計最大70,000マイルSTEP 3(累計180万円)達成時
申込期限継続中(変更の可能性あり)
年会費34,100円
公式アメックス公式

ハードル別の取得マイル:

  • 月20万円(60万円/3ヶ月): 入会2,000 + STEP1 16,000 + 利用ポイント + マイ友2,000 = 約24,000マイル以上
  • 月34万円(100万円/3ヶ月): さらに12,000マイル追加 = 約36,000マイル以上
  • 月60万円(180万円/3ヶ月): フルボーナス = 最大70,000マイル

なぜお得か: STEP型なので月20万円からでも意味のあるボーナスが得られる。ポイント自体が無期限なので「今すぐ使わなくてもいい」という安心感が他カードにない強み。70,000マイルは東京〜欧州ビジネス片道(約70万円相当)に使える水準。


🥉 3位:ANA JCBワイドゴールドカード — 最大87,100マイル【⚠️ 5月31日締め切り】

87,100マイルはすべて条件達成で確定付与(抽選なし)。ただし最大取得には300万円/8月31日という高い利用条件があるため3位とした。

特典名マイル数達成条件
入会特典2,000マイルカード入会のみ
JCBキャンペーン利用特典最大51,000マイル3月〜8月31日に300万円利用が条件
通常ポイント(2マイルコース)最大30,000マイル300万円利用時の積算ポイント分
J-POINTボーナス2,100マイル3,500P獲得分(通常利用ポイント)
マイ友プログラム2,000マイルはじめてのANAカードの場合のみ・事前登録必須
合計87,100マイル
入会申込締め切り2026年5月31日(WEB入会受付分)
年会費15,400円(参考値)
公式JCB公式キャンペーンページ

3位の理由: 最大87,100マイルはすべて条件達成での確定付与だが、51,000マイルの取得には「3月〜8月31日に300万円(月約50万円)」という高いハードルがある。条件達成が難しい場合は入会ボーナス2,000マイル+通常ポイント分のみになる。年会費15,400円は3枚の中で最安なので、コストを抑えつつゴールドカードとして使いたい人には魅力的。

⚠️ 今月末(5月31日)が申込締め切り。期限を過ぎると今回のキャンペーン条件での特典が受け取れなくなる。年間100万円程度の通常利用でも入会ボーナスと通常ポイント分を合わせて相応のマイルが得られる。


3枚のハードル比較まとめ

カード最低ハードルフルボーナス条件最低達成時のマイル
🥇 ANAダイナース(Bコース)3ヶ月60万円(月20万円)同左(Bコースはこれがフル)約41,000マイル+年会費半額16,500円
🥈 ANAアメックスゴールド3ヶ月60万円(月20万円)3ヶ月180万円(月60万円)約24,000マイル〜(STEP型・上乗せあり)
🥉 ANA JCBワイドゴールド入会のみ300万円/8月31日(月約50万円)入会4,000マイル(300万円未達でフルボーナスなし)
  • ダイナースBコースが1位の理由: 月20万円という現実的な条件で年会費半額(16,500円CB)が確実に取れる。コスト効率が3枚の中で最も高い
  • AMEXゴールドが2位の理由: 月20万円からSTEP型で16,000マイルのボーナスが確実に発生。月60万円まで段階的に上乗せできる。ポイント無期限も加点
  • JCBワイドゴールドが3位の理由: フルボーナスに月約50万円×6ヶ月が必要。大半の人には届きにくいが、5月31日の緊急性と年会費15,400円の低さは魅力

注意事項: 上記の情報は2026年5月時点の調査に基づく。キャンペーン内容・利用条件・締め切り日は公式サイトで必ず最新情報を確認すること。マイ友プログラムはANAカードをはじめて作る人のみ対象(既存保有者は対象外のケースが多い)。ANA JCBワイドゴールドの87,100マイルはすべて条件達成での確定付与(抽選なし)。最大値は300万円利用の達成が前提。詳細はJCB公式サイトで確認すること。


10. クレジットカードなしでANAマイルを貯める方法

「カードは作りたくない」「審査が通るか不安」という人でも、ANAマイルを貯める方法はある。ただし効率は大きく下がる。

方法還元率目安特徴
ANAショッピングモール(A-style)経由のネット購入購入額の数%ANAアカウントがあれば利用可
ANAのフライト搭乗フライトマイル積算搭乗ごとに積算。カード不要
ANAマイレージクラブ提携サービスの利用(ホテル・レンタカー等)サービスごとに異なるANAカードなしでも一定のマイル積算可
ANAパートナーポイントの移行(楽天→ANAマイル等)移行レートで異なる(通常50%前後)楽天ポイントは200pt=1マイル程度。効率は低い

正直な評価: クレジットカードなしでのANAマイル積算は、ANAを頻繁に利用しない限り年間数千マイル程度が現実的な上限。カードを使った積算(年間利用額×1.0%)と比較すると効率は5〜10分の1以下。

「クレジットカードを作りたくない理由」が審査不安ならANA JCBカード<学生用>(在学中無料)またはANA JCB CARD FIRST(18〜29歳無料)の審査基準は比較的ゆるやかで、専業学生でも申込可能。


11. ANAマイルについてよくある疑問(付与タイミング・有効期限・家族合算)

ANAマイルはいつ付く?(付与タイミング)

クレジットカードポイントからANAマイルへの移行タイミングは、カードによって異なる

方式付与タイミング対応カード例
自動移行(毎月)翌月20日頃ANA JCB一般・ワイドゴールド等
都度移行(申請ベース)申請後1〜2週間ANAアメックスゴールド(手動申請)
ANA Payチャージ分利用日から1〜2ヶ月後ANA Pay対応カード

マイルの積算タイミングは「カードのポイント付与日」と「ANAマイルへの移行完了日」の2段階がある。特典航空券の申込直前に移行する場合は余裕を持って手続きを。

ANAマイルの有効期限は?延ばす方法はある?

ANAマイルの有効期限は積算から36ヶ月(3年)。期限を延ばす方法は現在ANAが公式に提供していない(自動延長サービスは廃止済み)。

対策:

  • クレカポイントのまま保有する(AMEXゴールドのポイントは無期限。移行直前まで温存できる)
  • 特典航空券の申込直前に移行し、すぐに使うサイクルを作る
  • マイルを失効させないようANA Pay等で少額でも消費する

ANAマイルは家族で合算できる?

ANAマイルは原則として個人口座に積算され、家族間での合算はできない。ただし以下の方法で家族がマイルを効率よく活用できる。

方法内容
家族カードの利用ゴールドカードの家族カードで決済→本会員の口座にマイルが積算される
ANAマイレージクラブ ファミリーマイル家族間でのマイル合算が可能(申込制)。詳細はANA公式で確認
特典航空券の代理発券本人のマイルで家族分の特典航空券を発券できる

ANAマイレージクラブ ファミリーマイルは最大7名まで登録でき、条件を満たせば家族間でのマイル移行が可能。ANA公式の「ファミリーマイル」ページで登録条件を確認のこと。


12. 逆にANAカードをおすすめしない人

ANAカードが合わないケースを正直に整理する。「カードを作るだけでマイルが貯まる」と勘違いしている人が多いためだ。

おすすめしない人とその理由

① ANAで飛ぶ予定がまったくない人

マイルの有効期限は積算から36ヶ月。使い道のないマイルは36ヶ月後に消える。年会費(+移行手数料)を払い続けて失効するのは純粋な損失だ。

② 年間決済額が50万円未満でANA路線を使わない人

楽天カード(年会費無料・1.0%還元・楽天ポイントとして即使用可能)の方が管理コストが低く、総合的な還元効率でANA一般カード+移行手数料を上回るケースが多い。

③ ポイントをすぐ使いたいキャッシュバック重視の人

ANAマイルは「貯める→使う」のサイクルに時間がかかる。国内線特典の申込は出発90日前から、特典航空券の人気路線は早期完売する。即時性を重視するなら、クレカキャッシュバックやd払い・PayPayの方が使い勝手がいい。

④ JAL路線や他航空会社メインの人

当然ながらJALカードやマリオット系・ヒルトン系のホテルマイルカードの方が適している。

⑤ SFCを目指したいが年300万円の決済が難しい人

2028年4月以降、年300万円を下回るとSFC LITE(ラウンジ不可)になる。「ラウンジ目的でSFCを取得したい」という場合、改悪後に目的を達成できない。2028年以降の制度設計を考慮してから判断する。


13. まとめ:ANAカードは「マイルを使う予定がある人」向け

ANAカードを選ぶ前に確認すべき3つのこと:

  1. ANAで旅行する具体的な計画があるか(なければマイル失効のリスク)
  2. 移行手数料を含めた実質コストで損益分岐点を超える年間利用額があるか
  3. 2026年の改悪(SFC改悪判定開始・セブンイレブン終了等)を把握しているか

これらをクリアしていれば、ANAカードは日常決済で着実にマイルを積み上げる有効なツールになる。

状況別の最終判断

  • 18〜29歳(在学中除く): ANA JCB CARD FIRST → コストゼロで即決
  • 年100万円前後の利用: ANA JCBワイドゴールド → 移行手数料なし・月6.4万円で元が取れる
  • ポイント無期限を重視: ANAアメックスゴールド → 移行タイミングを選べる
  • 還元率1.25%を追求: Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム → ホテル特典も活用できる人向け
  • SFC維持コスト最小化: SFCカード(JCB/VISA)11,275円〜 + 日常は高還元カードを別途使用
  • ANAの予定がない: ANA以外のカードを選ぶ

2026年は改定が相次いでいる。年内に一度、現在保有しているカードの実質コストと損益分岐点を見直すことを推奨する。

関連記事:
Priority Pass対応法人カード比較
ホテル予約プログラム比較2026


参考資料:ANA関連44枚カード一覧

ユーザー提供47エントリーのうち表記揺れ3件を除外した実ユニーク44枚。各カードの詳細スペックは本記事上部の各グレード解説節を参照。

Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムについて: このカードはANA公式提携カードではないため、ANA関連44枚には含めていません。ただし、Marriottポイント→ANAマイルへの移行で実質1.25%の高還元が可能なため、「第8節 タイプ別おすすめ(年200万円以上の人)」で移行型カードとして別枠紹介しています。

A. 学生・若者向け(3枚)

#カード名年会費
1ANA JCB CARD FIRST無料(18〜29歳・在学中除く)
2ANA JCBカード<学生用>無料(在学中)
3ANA VISAカード<学生用>無料(在学中)

B. 個人向け一般カード(8枚)

#カード名年会費ANA還元率
4ANA JCB一般カード2,200円(初年度無料)※1.0%(手数料5,500円)
5ANA VISA一般カード2,200円(初年度無料)※1.0%(手数料6,600円)
6ANA Mastercard一般カード2,200円(初年度無料)※1.0%(手数料6,600円)
7ANAアメリカン・エキスプレス・カード7,700円1.0%(手数料6,600円)
8ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般)2,200円(初年度無料)1.0%+東京メトロ
9ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード2,200円(初年度無料)※1.0%+東急ポイント
10ANA VISA nimocaカード2,200円(初年度無料)1.0%+nimocaルート起点
11楽天ANAマイレージクラブカード550円(実質無料)0.5%

C. ワイドカード・中間グレード(2枚)

#カード名年会費実質コスト(1.0%達成)
12ANA JCBワイドカード ⚠7,975円13,475円
13ANA VISAワイドカード ⚠7,975円14,575円

D. ゴールドカード・個人向け(8枚)

#カード名年会費ANA還元率
14ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールド)15,400円1.0%+東京メトロ
15ANA JCBワイドゴールドカード15,400円※1.0%
16ANA VISAワイドゴールドカード15,400円※1.0%
17ANAダイナースカード33,000円1.0%
18ANAアメリカン・エキスプレス(R)・ゴールド・カード34,100円1.0%(ポイント無期限)
19ANAカード(ワイドゴールドカード)条件付き無料※1.0%
20JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブ11,330円1.0%
21~~Asiana Club JCBカード ゴールドカード~~~~11,000円~~対象外(ANAマイルを直接貯めるカードではない・2026年12月アシアナ航空ブランド消滅予定のため比較対象外)

E. プレミアムカード・一般申込可(3枚)

#カード名年会費ANA還元率
22ANA JCB CARD Precious39,600円1.0%〜2.0%
23ANA VISAプラチナ プレミアムカード96,800円1.5%
24ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード165,000円1.0%〜2.5%

F. SFCカード・SFC会員専用(10枚)

#カード名年会費ANA還元率
25ANA JCB スーパーフライヤーズカード11,275円1.0%
26ANA VISA スーパーフライヤーズカード11,275円1.0%
27ANA JCB スーパーフライヤーズゴールドカード16,500円1.0%
28ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカード16,500円1.0%
29ANAアメリカン・エキスプレス(R)・スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード34,100円1.0%〜2.0%
30ANAダイナース スーパーフライヤーズカード34,100円1.0%
31ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム77,000円1.0%〜3.0%
32ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード要確認1.5%
33ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード198,000円0.6%〜3.0%
34ANAアメリカン・エキスプレス(R)・スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード165,000円1.0%〜2.5%

G. 地域特化・提携特化型(4枚)

#カード名年会費ANA実質還元率特徴
35JQ SUGOCA ANA実質無料0.25%九州・JRキューポ経由
36JRタワースクエアカード ANA Kitaca1,100円(実質無料)0.33%北海道・Kitaca付帯
37wellow card manaca1,650円(実質無料)0.3〜0.6%東海地区・manaca付帯
38ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カード実質無料0.5%+ヤマダ最大10%ヤマダ電機特化

H. 特殊カード(1枚)

#カード名年会費ANA還元率特徴
39ANA銀聯カード永年無料0.5%銀聯(UnionPay)・中国決済特化

I. 法人向けカード(5枚)

#カード名年会費ANA還元率注意
40ANA JCB法人カード 一般カード2,475円0.5%JCB・移行可
41ANA JCB法人カード ワイドゴールドカード20,900円1.0%JCB・移行可
42ANA VISA コーポレートカード 一般カード要確認移行不可VISA法人はANAマイル移行不可
43ANA VISA コーポレートカード ワイドカード13,475円移行不可同上
44ANA VISA コーポレートカード ワイドゴールドカード20,900円移行不可同上

※ 表記揺れとして除外した3件(同一カード): ANA JCBワイドゴールドカード(ana_010)・ANA アメリカン・エキスプレス・カード・ANA JCB ワイドカード(スペース違い)


本記事について

執筆: CardNavi編集部 情報確認日: 2026年5月18日

本記事の年会費・移行手数料・特典条件は、各カード会社の公式サイトおよびANA公式サイトで直接確認した情報を掲載しています。一部カードの数値は集約サービス(マネ会 by Ameba等)の参考値を使用しており、その箇所には「※参考値・公式要確認」と明記しています。申込前は必ず各カード会社の公式サイトでご確認ください。クレジットカードの審査結果は個人の状況により異なります。


参考情報・確認日一覧

情報確認日出典
ANA JCB CARD FIRST 年会費・還元率・継続ボーナス2026-05-08ANA公式 / JCB公式
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド 年会費・保険2026-05-08アメックス公式
ANAダイナースカード 年会費(2026年3月値上げ後:33,000円)2026-05-08ANA公式 / ポイ探ニュース
ANA JCBワイドゴールドカード 継続ボーナス2,000マイル・搭乗ボーナス25%2026-05-17card-kurashi.com
ANA JCB一般カード 継続ボーナス1,000マイル・搭乗ボーナス10%2026-05-17複数検索結果で確認
ANA VISAプラチナ年会費96,800円(2025年12月10日改定)2026-05-17三井住友カード公式
SFC改悪(2028年4月〜・判定開始2026年12月16日)2026-05-17ANA公式
セブンイレブン ANAカードマイルプラス終了(5月31日)2026-05-17tabimilelife.com
みずほマイレージクラブカード/ANA 新規停止(1月21日)2026-05-17pipinobu.com
ANA国内線特典航空券 新基準(東京〜大阪 6,500マイル等)2026-05-17creditcard-rescue.com
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム 年会費82,500円・ANA移行1.25%2026-05-17ark-gr.co.jp
ANA VISA コーポレートカードはANAマイル移行不可2026-05-18三井住友カード公式(検索結果で確認)
JQ SUGOCA ANA 年会費実質無料・ANA還元率0.25%2026-05-18複数検索結果で確認
JRタワースクエアカード ANA Kitaca 年会費1,100円・ANA還元率0.33%2026-05-18複数検索結果で確認
Asiana Club JCBカード:2026年12月にアシアナ航空ブランド消滅予定2026-05-18NHKニュース / 複数検索結果で確認